トップページ > 外交部報道官談話
2006年1月26日の中国外交部孔泉・報道官の定例記者会見
2006-01-27

 

 2006年1月26日の中国外交部孔泉・報道官の定例記者会見のうち、日本関連の一問一答は次の通り。

 問 中国は国連安保理メンバーとイランに対する制裁問題を話し合っていると伝えられるが、コメントは。

 答 あなたの得ている情報は正確でないと考える。こうした複雑な国際紛争を処理する中国政府の姿勢は明確である。われわれは、なにかというと直ぐに制裁や制裁の脅しによって問題を解決しようとすることに反対である。そうしたやり方はしばしば問題を逆に複雑にすることになる。われわれは安保理常任理事国およびその他の方面と連絡をとる一方、各方面が現在の状況の中で、外交努力を一層拡大し、交渉再開の有利な条件をつくるよう促している。

 問 国家統計局はきのう、中国が世界4位の経済体になったと発表したが、外交部のコメントは。中国はG8財務相会議に参加するだろうか。世界経済フォーラムの年次総会が開催中で、中国がきょうの会議のテーマの一つになっている。中国はフォーラムでどのような目標が実現されることを希望しているか。

 答 国家統計局の李徳水局長が昨日の記者会見で発表した情報は中国国内だけでなく、国際社会で大きな反響を呼んだ。初歩的なまとめによると、中国の昨年の国内総生産(GDP)は18兆元、ドル換算で2兆2000億㌦に達した。すべての中国人と中国に関心を寄せる人はみな中国の改革・開放の20年余りの大きな成果に誇りを感じるだろう。しかし他方、中国政府、指導者はもちろん、中国国民もこの大きな成果を冷静にとらえている。これは総量にすぎず、中国には13億の人口がおり、平均すれば1人当たり1700㌦にすぎず、世界100位以下である一方、経済成長方式のほか、農業基盤が弱いなど現在の経済には問題点もあり、中国政府が解決のため措置を講じているところだ。要するに、中国政府と人民は今後も努力を続け、精力を集中して建設を進め、自らの国を発展させるとともに、人類の発展と繁栄に寄与するだろう。

 われわれはG8が今日の世界経済で果たしている役割を重視し、またさまざまな場で発展途上国と進めている対話も重視している。これまでのところ、私は今回のG8がどのように開催されるかについて正式の情報を得ていない。

 中国の曽培炎副首相がダボス会議(世界経済フォーラム)に出席している。そして、きのう豊富な内容の演説を行い、国際社会に対して現在の中国の経済・社会の発展状況を説明し、同時に中国の急速な発展は他国に多くのビジネスチャンスと協力の機会をもたらしていると強調した。われわれはわが国の経済発展が共同の発展をもたらし、われわれの協力の願望が各国に実際の利益をもたらすよう期待している。

 きょうは総会のほか、若干の専門会議が開かれる予定で、中国の金融問題が含まれるかもしれない。人民銀行(中央銀行)の周小川総裁も代表団に加わっており、中国の経済、特に金融と銀行に関心をもつ人々と十分な交流をするだろう。

 春節(旧正月、今年は今月29日)期間中の31日と来月2日の定例記者会見は休みとし、7日の火曜日に再開する。休みの期間中、報道官事務室は電話で皆さんの質問を受ける。

 

 



[ Suggest To A Friend ]
       [ Print ]